ヨネモクコラム【今すぐできる!】住宅点検の最重要ポイントを解説。住まいの防災対策と長寿命化に必要なこととは?
【住まいの防災対策と長寿命化に必要なこととは?】
住宅点検の最重要ポイントを解説!
◆はじめに
どこで起こっても不思議ではない「自然災害」
9月21日から起こった奥能登豪雨災害、1月1日の能登半島地震、隣県で起こる激甚災害。度重なる「地震」や「風雨」「豪雨」の水害は、日本でも世界各国でも起こっています。日々、安心して過ごせる『災害に強い住まい』とはどういうものなのでしょうか?
今回は、【住まいの点検】という点に絞って、
①「インスペクション」プロによる建物状況調査の解説
②今からでもできるチェックポイント
この2つを解説します。
◆「インスペクション」プロによる建物状況調査
①インスペクションとは?
⇒「調査」「検査」の意味。『既存住宅状況調査技術者講習』を終了し資格を得た「インスペクター」による建物状況調査です。
主に、構造耐力上主要な部分(柱・基礎・壁・屋根)、外壁や開口部などの調査が基本となります。
⇔これにより
⑴劣化状況や修繕すべき箇所を正確に把握できる
⑵修繕の必要性が早く分かる
⑶建物の安全性の確保や資産価値維持につながる
・住まいにも「健康診断」が必要
→私たちが年に一度、健康診断を受けるように、災害に強い住まいを維持させるためには、適切な点検とメンテナンスが大切です。様々な場所で起こる、また、起こりうる災害に「我が家は大丈夫だろうか?」と不安を感じている方も多いと思います。ぜひ、一度、プロの専門家による住まいの健康診断を受けることをお勧めします。
そんな方に、住まいの健康診断、「家検」をしてみるのはいかがでしょうか?「家検」は、既存住宅調査技術者の有資格者が国の基準に対応した項目をくわしくチェックします。
自分自身では目が届かない場所をもっとしっかり調べたいなら、悩まずプロに相談することをお勧めします。
住まいには、思った以上に不安な箇所やチェックしにくい場所がいっぱいあります。ぜひ、お問合せ下さい。
リフォームする前に、まず「家検」。
◆自分で!今からでもできるチェックポイント
②我が家はどんな状態なのかを知ろう!
下記のリンクのように、国、県、市町村のHP等でもたくさんの情報を発信しています。ご家族みなさんでこうした情報に触れることも、防災意識を高めることにつながると思います。
◆まとめ
住宅の防災対策と長寿命化を図っていくためには、上記のように定期的な点検と必要な場所・必要な修繕などをしっかり行っていく事に他なりません。こと地震に関しては、新耐震基準に適合していない建物は未だ多く存在しています。早期に耐震診断を受け、耐震化を検討されることを国・県・各市町村は補助金を設け促進しています。
「命と暮らしを守るために」、災害に対して一人一人が心構えや知識、備えをすることも重要です。
防災の手引き
~いのちとくらしをまもるために~
(首相官邸HPリンク)
◆お電話でのお問い合わせ◆
TEL:0766-83-7227
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
各自治体の木造住宅の耐震診断・耐震改修の支援制度
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