WORKS

高台から望む家

新築 高岡市

景観の良い場所に家を建てたい。でも不動産情報を見ても良い情報もないし・・・。学校から近くて実家からも近い場所で景観の良い場所。
このご要望を基に何度も車で住宅地を回り、普段は通らないような細い道や行き止まりの道まで探して偶然見つけたのがこの場所でした。
古びた売地の看板は、朽ち果て草むらに倒れていました。けれど先に見える高台からの景色には真っ白に雪化粧する立山連峰が見えていました。

景観の良さを生かして設けられた人工芝の広い広い庭。この場所から立山連峰を眺める事が出来ます。高台に家を建てると周りの景色を俯瞰してみることが出来、周りからの視線も感じにくい利点があります。
広く設けたBBQスペース。BBQをする際にコンロの脚が安定するように、火の粉が飛んだり、油跳ねすることも有るので下は土間スペースとしています。
外観は薄いグレーと白と木目で合わせ緑が栄える爽やかな組み合わせといています。敷地内に高低差が有る為にできた段差を活かして、玄関前に立った時に樹木を眺められる様にして、ほんの少しの間でも愉しめる時を作り出しています。
玄関脇に植えたジューンベリー。6月に赤い実がなるのでジューン(6月)のベリー(実)。赤く熟した実は酸味を帯びてブルーベリーの様な味がして美味しく食べることが出来ます。春には白い花が咲き、秋になると紅葉し、四季を通して楽しめる樹木です。
人工芝も最近はとても質感が良く、使われる事が大変多くなりました。
家に居ながらにして立山を眺め、夜は遠くの町の灯りを楽しみ、花火が上がればそれを見ながらご飯を食べたり、広い庭で遊びまわる子供達を見ながらリビングでゆったりくつろぐ。そんな暮らし方が出来るそんな羨ましいほどに素敵な空間が出来ました。
インテリアは外観と合わせてグレーと白を基調としています。外観と内観を合わせる事で建物の統一感がグッと上がります。お施主様の爽やかでオシャレな感性がとても上品に仕上がっていました。
施主様のお父さんが家具職人をされていて作って頂いたカップボード。既成の物にはない質感やデザインとする事が出来ます。今回はキッチン背面とデザインを合わせて一体感を出しています。
引出の手掛け部分。指先が当たる部分が丸くなっていて、お父さんの愛情が感じられ、とても仕上がりが美しい手掛けになっていました。
こちらは外壁のガルバリウム鋼板の角の部分。一枚一枚本当に丁寧に職人さんが折り上げて作業してくれています。大きな建物でもこういった細部が丁寧に作られていると本当に嬉しくなります。
手前味噌では有りますが、この家を担当してくれたインテリアコーディネーターさんがアレンジしてくれたフラワーアレンジメント。白と緑が季節感とこのインテリアにとても合っていました。色にも素材にも色んな組み合わせが無限にありますが、お客様の個性や好みを感じて汲み取って一つの家に組み合わせていく。そうすることで一つの家が仕上がっていきます。
高台に建つ爽やかでオシャレな家。今回は正に土地選びからご提案させて頂けたからこそ叶えられた家でした。そして優しいご家族の愛情に触れて、こんな家で暮らしたい、こんな暮らし方がしたいと人が羨むような暮らし方を実現出来た家作りでした。人に話す事、相談することで思いもよらない展開に進んだりもする家作り。YGに相談してみる。悪くない選択かもしれません(笑)

施工例

イベント 来場予約 資料請求