WORKS

白とグレーと黒のモノトーンの家

新築 小矢部市

広い角地の土地に大きく見える家を作る。中庭を設け光を入れながらも程よく外と繋がる家。

完成したその家は青空に白が栄えるオシャレな家になりました。

フランス、パリの街並みやオシャレ感が好き。新婚旅行で行かれた際に感じた想いを家に反映したい。そんなリクエストからお話を繰り返し、たどり着いた答えは、日本の建物らしくない立体を組み合わせたもの。白とグレーを基調にし、黒を刺し色にしてオシャレな家にすることでした。
間口が広い敷地に建物が小さく見えない様に二階を小さく、一階を大きくわざと奥行感を持たせ、凹凸感を出すことで陰影を付ける工夫をしています。また、中央部分が中庭となり、外部と繋がる場所となっています。
角地という事もあり外観は二面(南と西)から見えてくる立地。南面はパッシブデザイン(軒を深く夏の強い庇を遮る)とし、西面は窓を設けずに閉じ、建物に奥行感とリズミカルな配置にすることで単調に見えない工夫をしています。またこの写真はまだ完成前の写真ですが、YGは敷地を囲う仮設の工事用フェンス(防犯、事故防止のためのもの)にもオシャレ感をだしています。自分の家が出来るまでの待ち遠しく感じる間、お家がオシャレに囲まれていたら嬉しくなりませんか?(笑)
中庭は目隠しの壁に囲まれた人工芝の庭となっていて、リビングのデッキと繋がります。ボールを蹴ってドリブル練習しても良し、日向ぼっこをしても良し、小さなお子さんを遊ばせておいても閉じているから安心です。
リビングから庭面を眺めるとこんな感じに見えてきます。小上がりの畳スペースはマンガを読んだり、キッズスペースにもなる日当たりの良い場所。小さい事が逆に心地よく感じられ落ち着くスペースです。
小上がりスペースはキッチンの正面近くにあり、ママとお子さんやご主人とのコミュニケーションが取りやすくなっています。また、畳の部分が低い位置にあると床の埃が畳に乗ったり、キッチンから見えにくくなるのでここは高さを上げています。
玄関ホールから入った瞬間に一番絵になるカット(インスタ映えするような)を作りましょうと決めたキッチン周りのデザイン。
淡いグレーのキッチンが柔らかなイメージを作ってくれています。
造作の洗面スペース。玄関と階段の付近に設け、帰宅後直ぐに手を洗う今の時代に合わせたレイアウトになっています。もちろんオシャレさは忘れていません(笑)家のテーマカラーが決まっているので、色決めもしっくり合わせやすくなっています。
階段吹き抜け部分に吊るされたペンダントライト。吊り下げる高さと位置を吟味しながら外からの見え方も検討し決められています。何気なく吊るしてある照明も全てにおいて実は考えられてたりします。掃除は出来る状況にあるか、電球は変えられるか、眩しく感じないかなどなど
夜の竣工写真を撮りに行った時に偶然にも担当営業、工務スタッフと設計者の自分が居合わせたので照明を点けてみました。すると、真っ暗な中に灯りが点いた瞬間、辺りは明るく照らし出されて、おおお~っと感動の声が出ました。普段なかなかみんなでその瞬間を同時に味わう事が無いので人一倍嬉しく感じた瞬間でした。施主様が電気関係のプロでいらしたので照明計画や電気配線について詳しく逆にこちらも教わりながら作っていった照明。カーポートにもセンサー付きのスポットライトが仕込まれていて使いやすく、かっこよくを両立してくれています。
とてもオシャレな感性をお持ちのお施主様と作り上げたお家は想像以上にオシャレになりました。どこか海外の建物の様な雰囲気も感じられて、仕事から疲れて帰宅した時に目に入る光景がこれなんだな~と思うと、羨ましくもあります。
オシャレってなんだろう、かっこいいってなんだろうと普段考えながら家をデザインしていますが、結局その答えを教えてくれるのはお客様であったり、一緒に作り上げた家です。YGの家作りは一方通行ではありません。お客様と一緒に作り上げていくやり方を取っています。まだまだぼんやりとしたイメージでも構いません。こんな家に暮らしたいな~旅先で訪れたあのホテルや旅館みたいな感じにしたいな~などなど。お話し頂ければどんどんその夢を具体化させて頂きます。一緒にお家作りしてみませんか?

施工例

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