育休から復帰した私は、ある思いをずっと抱えていました。それは育休中、子育てをしている中で自然と湧いてきた思いでした。
復帰後すぐの面談で、こう聞かれたんです。「もし今の業務のことを考えずに、まっさらになったとしたら、やってみたいことある?」私はこう答えました。
「米田木材を、もっとたくさんの方に知ってもらえるようなことがしたいです」
仕事から離れて気づいたこと
産後しばらくは目の前の子育てに一生懸命でしたが、少しずつ気持ちに余裕が出てきて、外に出たり、地域の子育てイベントに参加したり、SNSでいろんなママさんたちの投稿を見たりするようになりました。そしてあるとき、私は気づいてしまったのです。
「あれ?米田木材って名前、全然見かけないな…」
買い物に出かけても、地域のイベント情報にも、ママさんとの会話の中にも、私の大好きな会社の名前は、ほとんど出てこなかったのです。働いていたときには見えていなかったことに、少しずつ気が付きはじめました。
「こんなに素敵な会社なのに、名前すら知らない人もいるのかも…?」「地域の子どもたちが遊べる場所とか、木を身近に感じられるイベントとか…米田木材ならもっとできることがあるんじゃない?」日常の中でふと感じたことが、次第に「何かしたい」という前向きな気持ちに変わっていきました。
わたしの「やってみたい」が動き出した
そんな想いを復帰後に上司へ話すと、「それなら倉増さん(ドリームマネージャー)に話してみたら?力になってくれるはずだよ」と背中を押してもらいました。
↓ドリームマネージャーについて知りたい方はこちらへ↓
そこからは、ドリームマネージャーと一緒に、思いをひとつずつ形にしていく時間が始まりました。そして生まれたのが「木育ひろば」というイベントです。
このあたりで遊べる場所は少ないし、遊ぶなら子どもにとって良い刺激を得る場所であってほしい。自然素材に囲まれながら、親子であたたかな時間を過ごしてもらいたい。イベントにはそんな思いを込めました。
初めて自分が立案から運営までを主体的に関わったイベント。まだまだ手探りで、毎回緊張もありますが、モデルハウスで楽しそうに過ごすお客様の姿をみて、心がじんわりあたたかくなります。


このイベントはまだ多くの方には知られていません。でも私は、きっとたくさんの方に届けられると信じています。私の理想は“たくさんのママパパのクチコミ”で、米田木材の名前が自然と広まっていくこと。そしてたくさんのご家族が米田木材と出会って、幸せな暮らしを叶えること。そんな未来を思い描きながら、コツコツと・・・でも楽しく活動を続けています。
一緒に子育てしてくれる会社
復帰後は、子どもの体調不良で急な休みが必要になることも多かったのですが、「お子さんを優先してあげてね」「うちも子どもが小さいときは結構休んでたよ」「今はゆっくり一緒にいてあげてくださいね」そんなあたたかい言葉を何度もいただきました。
会社のイベントにも親子で参加させていただくことが多く、まるで「会社が一緒に子育てしてくれている」みたいな感覚です。家庭も仕事も大切にしながら、自分のチャレンジまで応援してもらえる。それって本当に幸せなことだと思います。
そして最近は、こんな気持ちも芽生えてきました。「子育てを一緒にしてくれる会社」だと実感する一方で、それを社員の中だけにとどめず、もっと地域へ広げていけたらどんな世界になるだろうか、と。地域の子どもたちが明るい未来を思い描けるように。ママやパパが安心して富山で子育てができるように。米田木材としてできるサポートを探求して、少しずつでも取り組んでいきたい。そんな想いが私の中にはあります。

「やってみたい」を語れる場所。
実は今、もうひとつの「やってみたい」も少しずつ叶え始めています。それは、入社当時からずっと思いを温めていた「介護リフォーム」への関わり。今はまだ先輩のもとで学びながらではありますが、実際にその仕事に携わる機会や学びの場をいただいています。
夢を語っていい。
それをちゃんと受け止めて、形にしてくれる仲間たちがいる。そんな会社に出会えて本当によかったと思っています。
米田木材には、「やってみたい」に挑戦する仲間がたくさんいます。そして、それを絶対に否定せず、全力で応援してくれる仲間がいます。だからこそ、誰かのチャレンジがどんどん広がっていくんです。
わたしは、そんな環境をつくってくれている社員のみなさんに感謝するとともに、この場所で、一緒に働けていることをとても誇りに思っています。

リフォーム部
森岡 夏葵
2019年に新卒で入社し、現在は入社7年目。リフォーム部での営業サポートのほか、米田木材のSNS運用やイベント企画・運営にも携わる。昨年育休を終えて職場復帰し、仕事と子育ての両立にチャレンジ中!