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開放的なリビングから立山を眺める家

新築 富山市

立山連峰を大きく眺められる敷地を運よく購入されたご夫婦から要望されたのは立山を眺めながら使い勝手の良いオシャレに暮らせる家。
立山を眺めながら四季の移ろいを感じ、遠くまで繋がる田園風景と空をリビングと繋げ、広く心地よい家を考えました。
優しくあたたかいお二人と共に自分達も成長しながら作らせて頂いたとても素敵なお家です。

オシャレな家に暮らしたい。けれどオシャレな家って何?いったいどうすればオシャレな家に出来るの?オシャレにとって大切な要素として色、形、質感があります。服選びと同じですね。服であれば流行に合わせて買い換えられるけれど家はそうはいかない。今回は家具を主役として考え、ラグやクッションなどの布類で季節に合わせた色を足すデザインとしました。そうすれば布類を交換するだけで季節にあったインテリアを楽しむことが出来ます。
リビングの横にある小上がりの和室からも立山を眺めやすいよう高さを1段上げ、ソファ越しに山が見える様工夫しています。イグサの香りが心地い良く寝転がりたくなる小上がりです。
ウッドデッキで田園地帯とリビングを繋げることで、どこまでも繋がる自分達の空間のような錯覚をおこす様に工夫しています。見渡す限り自分の庭です(笑)
ダイニング横のワークスペースに座り、ネットサーフィンをしながら立山を眺める。そして雑多な機器類は収納内に隠し、キッチンカウンターの背面に収納を設け、リビング周りをスッキリ出来る様に。まった収納上部の凹み部分にスマホ用のコンセントなどを設け使い勝手が良く見た目の良い空間に仕上げています。
曇り空の多い富山県。この気候は実は北欧と似ています。曇天の多い北欧では少しでも長い冬を楽しめるように家の中で暮らすインテリアを充実させてきました。建物の間取りやデザインも大切ですが、実はそれ以上に大切なのが家具だと言われています。このお家のインテリアを見てもらって分かる通り、この空間の主役は家具であり暮らす人です。
北欧感を出すために建築側の素材や色味を抑えています。この写真では白と照明の灯りだけ。そうすることで上質なデザインが仕上がります。
既製品の洗面台でも使い方次第で、コストを抑えながら見た目良く作ることが出来ます。帰宅した子供たちが二階の子供部屋に上がる前に手を洗う。朝の歯磨きはハブラシを口にくわえながら自然と朝日の差し込む立山側の窓へと足が進む。そんな暮らし方をイメージして。
鏡と洗面台の間を好みのタイルにし丁寧にデザインして貼ってあげることで綺麗でまとまりのある洗面スペースに。
この場所のトイレに窓は有りません。その代わりにオシャレなマリメッコの壁が存在します。建物側で常に換気しているので窓が無くても換気の心配は要らないので窓を無くすパターンとしています。
使い勝手を良くするために1階に設けられたファミリークローゼット。3畳ほどのスペースですがこれが有れば2階に行くのは寝る時だけ。暮らしのほとんどを1階で行うことが出来ます。
畳敷きの小上がりとした寝室。脇にはクローゼットと書斎スペース。テレワークにも対応しています。
インスタ映えしそうなキッチンの壁。継ぎ目のない塗壁に仕上げています。ツヤのないマットな質感がインテリアの邪魔にならない素材です。
北欧のデザインに合わせてセレクトされた三角形のペンダントライト。何気なく付けられている物の一つ一つにちゃんとした意味と想いが込められています。
朝焼けの立山連峰。深い青から紫へと変化し赤く染まりオレンジから黄金色へと空が変化していきます。そのうちに立山からご来光を眺める瞬間が。富山に暮らしながらそんなドラマチックな朝を知りながら暮らせる。こんな贅沢な暮らし方いかがですか?

施工例

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