アトリエのある家

そんな長年の夢を叶えるお手伝いをさせて頂きました。

2階の屋根を奥まらせる事で平屋に見えるように工夫しています。
平面的な2Dではなく、立体的な3Dで建物を考えることで見え方を工夫しています。


照明をデザインすることで家の印象がガラリと変わります。
そこにある明かりにホッとして、そこに向かって歩きたくなる玄関のデザインです。

ナナメに立てられている棒はお客様との打ち合わせでみんなでアイデアを出し合って奥様がひらめいた斜めに絵を仕切る丸棒。邪魔にならずに倒れ留めになる素晴らしいアイデアです。

収納も設け、季節や気分に合わせて入れ替えれるようにしています。



奥に繋がるのは小上がりスペース。ご飯を食べたり、招いたお客様と絵を眺めながら談笑したり、疲れた時には横になってみたり。
水回り部分は左手壁側に隠しています。

建物の主役は絵であり人なので主張しすぎないものを選んでいます。
インテリアもなるべく控えめに色を少なくトーンも抑えて。
主役である絵に色が有るので、建物はなるべく脇役に徹しています。


これから先このアトリエで素晴らしい作品が次々と生まれていくと思うと羨ましくもあり、嬉しくもあり、この絵の様にこんなにも優しく温もりのある絵を作り出すお手伝いが出来たことがとても嬉しいです。